絶滅危惧種の細胞を未来へ!
国立環境研究所タイムカプセル化事業
クラウドファンディングへのご協力のお願い
国立環境研究所 大沼 学 主幹研究員より緊急の協力依頼が参りました。
絶滅危惧に貧している生物の細胞を保存し,未来へと受け継いでゆく,喫緊の一大プロジェクトです。
大沼さんのメッセージをぜひご一読いただき,皆様の暖かいご理解とご協力をお願い申し上げます。
▼詳細・ご支援方法は下記からご覧いただけます。
絶滅危惧種の多様性を未来に残すため、細胞保存のタイムカプセルを!
https://readyfor.jp/projects/nies
<※ リンク先確認済み>
第一目標金額:700万円
(目標に届かなかった場合、全額返金となるAll or Nothing形式)
支援募集期間:6月22日(木)11時〜8月20日(日)23時
【メッセージ】大沼 学 主幹研究員から
このたび国立環境研究所では、絶滅危惧種の細胞などを凍結保存し未来へ繋いでいくためのタイムカプセル化事業において、その資金の一部をクラウドファンディングで募ることを決めました。今回は、北海道に超低温凍結保存施設を設置する計画です。
私たちはこのタイムカプセル化事業を「生物多様性を守る“最後の砦”」と捉え、この取り組みを全国へ広げることを計画しています。既に沖縄では絶滅危惧種のための設備を導入いたしました。今回は沖縄と同様に多くの絶滅危惧種が分布する北海道において、細胞保存体制を充実させたいと考え準備を進めております。このような体制整備により、2011年の東日本大震災後からの課題であった保存設備の分散化も可能となり、より安定した保存体制を構築することができます。
しかしながら、諸経費の価格上昇の影響もあり、北海道における設備整備に使用できる資金が不足しています。予算の拡大を待っていても、その間に絶滅危惧種の多様性は減少し続けていきます。そこで今回クラウドファンディングに挑戦し、皆様から広く寄附金を募らせていただくことを決めました。
事業内容をご確認いただき、ご支援をいただくと大変助かります。また、情報拡散にもお力をお貸しいただけると大変心強いです。
生物多様性は人間社会の持続性を確保するための基盤となるものです。絶滅危惧種の存続を守り、未来に繋いでいくべく、温かいご支援をよろしくお願いいたします。