2011年5月アーカイブ

参加受付開始「第20回サル疾病ワークショップ」

今年もサル疾病ワークショップのご案内ができる季節となって参りました。
今年のテーマは,次の二本立てです。

  • ニホンザル血小板減少症
  • 東日本大震災と動物施設
ニホンザル血小板減少症は昨夏より話題となり,一部一般紙でも報道された疾患です。その後各方面で検討を重ねたところ,サルベータレトロウイルス (SRV) 感染が発症に関与していることが判ってきました。発生状況や原因追究について,三施設から詳細な情報を提供して頂きます。

東日本大震災は,東北地方太平洋岸を中心に甚大な被害をもたらしました。多くの人命や人々の生活基盤が失われただけでなく,震災はたくさんの動物たちの運命にも影響を及ぼしました。被災した動物たちの状況と,その時動物施設では何が起こったのか,そして私たち動物の命を預かる者は震災にどう対応していくべきなのか,分野の異なる六人からお話をうかがいます。

たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。

開催日: 2011年7月2日 10:00〜
会場: 麻布大学 8号館 百周年記念ホール
主催: サル類の疾病と病理のための研究会 (SPDP)
参加費: 3,500円
懇親会費: 4,000円 (参加希望者のみ)
★ポスターセッションには軽食をご用意致します。

プログラム,ポスターはここからダウンロード (Updated 2011/6/23)
  •  プログラム (PDF 249KB)
    演題名には一部仮題を含みます。アップデート版ができましたら,改めて掲載致します。

参加申し込み
★以下の手順で事前登録をお願いします。

  1. 参加申し込みフォーム (PDF 96KB) をダウンロードする。
    フォームはサーバ上では機能しません。必ずお手元のコンピュータに一旦保存して下さい。
    フォームの利用には,AdobeReader 8.0以降が必要です。最新版のAdobeReader は Adobe社のサイトから無料で入手できます。
  2. フォームに必要事項を記入する。
    赤枠のフィールドは必須項目です。忘れずご記入下さい。
  3. 内容を確認し,フォームの最後にある「フォームを送信...」ボタンをクリック。
    入力データが E-mail に添付されます。メールソフトで送信操作を行って下さい。
フォームの送信がうまく行かない場合は,次のいずれかで。
  • 入力されたフォームを保存し,ファイルをE-mailに添付して送信する。
  • 入力されたフォームを印刷し,FAXする。
  • 次の項目を E-mail に記載し,送信する。
■□■□第20回サル疾病ワークショップ参加申し込み□■□■
氏名: 
所属: 
会員番号 (SPDP会員の場合)
連絡先 E-mail: 
懇親会: [  ] 参加  [  ] 参加しない (どちらか選択) 
ポスター発表
 [  ] しない
 [  ] する
  タイトル: 
=========================================

会員番号が不明な場合は,通信欄にその旨ご記入下さい。

ポスター発表募集
テーマは自由です。サル類,サル類の疾病に関わることであれば,どの様なものでもお気軽にご発表下さい。

エントリー方法
まずはお名前ポスタータイトルを参加申し込みフォーム,もしくは E-mail でお知らせ下さい。折り返し要旨の提出形式をお知らせします。

ポスターサイズ: 縦180 × 横90 cm未満
発表形式: 発表者による順次個別発表,座長が進行します。
発表者は11:30までにポスターを貼り出し,発表時刻にはポスターの前で待機していて下さい。なおパネル,画鋲などは会場に準備しておきます。

参加申し込み,ポスター発表エントリー,お問い合わせ
板垣 伊織 (サイト管理者)
FAX: 029-837-2299

まもなく発売「サル類の疾病カラーアトラス」

サル類の疾病と病理のための研究会 (SPDP) は,かねてから編集作業を進めている「サル類の疾病カラーアトラス」の内容を一部公開し,価格を発表しました。
多くの種類のサルの多彩な疾病を網羅した,渾身の一冊に仕上がりつつあります。
まもなくの販売,どうぞご期待下さい。


サル類の疾病カラーアトラス 表紙のサムネール画像のサムネール画像
サル類の疾病カラーアトラス
編集: サル類の疾病と病理のための研究会
発行: 社団法人 予防衛生協会

サイズ: A4版 203ページ
執筆者: 46名
画像数: 430点

標準価格 4,000円 (会員と学生にはさらに割引価格でご提供)



吉川 泰弘 サル類の疾病と病理のための研究会会長
「サル類の疾病カラーアトラス刊行によせて」より (抜粋)

こうした変遷の中で,当初から本研究会の目的の中心にあったのが,サル類の病理アトラスの刊行である。関係者の誰もが利用できる共有財産として,病理標本のカラーアトラスを作るというのが,柳井先生のもう一つの夢であった。発足間もない研究会のメンバーが精力的にデータを集め,また,関係者にボランタリーに原稿を依頼するという離れ業を演じて,ある程度の骨格が完成した。岐阜大学の21 世紀COE プロジェクト(2000 ? 2005 年)の間に刊行する予定ですべてが動いていった。しかし,出版までの道のりは長く,気が付けば10 年の歳月が流れてしまった。今回,紆余曲折を経て,カラーアトラスが刊行されることは,本当に有難いことだと思っている。月並みかもしれないが,沢山の関係者の努力と,継続する力がなければ,ここまで来られなかっただろう...

開催案内 アジア野生動物保全ワークショップ2011 (続報)

Second Announcement
主催者より開催案内のアップデートが届きました。概要は以下の通りです。
前回のアナウンスから,会場が変更になっています。ご注意下さい。

詳しくは主催者提供のアナウンスと案内状 (いずれもPDFファイル) をご参照下さい
(2011/5/16)


(2011/6/14)